「海を通し将来考えて」 世界水族館会議、アクアマリン館長発表

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シーラカンスについて研究内容を発表する安部館長

 世界各国の水族館関係者らが海洋保全や飼育環境などの情報を交換する「第10回世界水族館会議2018福島」の基調講演第2日は8日、いわき市の小名浜魚市場で行われた。研究発表に登場したアクアマリンふくしまの安部義孝館長は、同館が調査・研究に取り組むシーラカンスの体内からもプラスチックごみが見つかったことなどを説明した上で「海を通して人類と地球の将来について考えなくてはならない」と呼び掛けた。

 同館は開館翌年の2001(平成13)年、大昔から姿を変えず「生きた化石」と呼ばれるシーラカンスなどを調査・研究する「グリーンアイ・プロジェクト」を発足させ、活動してきた。この研究によりシーラカンスはサンゴ礁を生息域としていることなどが徐々に分かってきており、安部館長は「シーラカンスをアイコン的な魚種として、サンゴ礁の保全プログラムを世界に対して訴え、発信していく」と述べた。

 基調講演では、大国魂神社(いわき市)の山名隆弘宮司と、前京急油壺マリンパーク館長の樺沢洋氏がそれぞれの研究内容について語った。

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