日本酒の仕込みを遠隔監視 磐梯・榮川酒造で実証実験

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4Kカメラが取り付けられた仕込み中の酒のタンクを観察する関係者ら

 2020年の商用化を目指す第5世代移動通信システム(5G)を利用し、日本酒の仕込みを遠隔監視する実証実験が9日、榮川酒造(磐梯町)で行われた。

 実験は総務省の事業で、9月の稲の生育状況観察に続く2回目。今回はもろみのタンクの上部に4Kカメラを設置し、離れた場所にあるモニターにタンクの内部の様子を映し、24時間監視する。高速大容量通信によって、もろみの発泡の様子などを鮮明に映し出すことができる。

 受託企業の野村総合研究所(東京)によると、温度センサーやカメラで撮影した動画や写真などの大量のデータを人工知能(AI)に学習させ、分析・保存することで、技術の継承や後継者育成の際の教材としての利用が可能になるという。同酒造の宮森優治取締役は「伝統を残しつつ、新しい技術も取り入れながら酒造りを進めていきたい」と話した。

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