聖光学院が初の花園 福島県高校ラグビーV、社会人チーム指導協力

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
初優勝を喜ぶ聖光学院フィフティーン

 ラグビーの第64回県高校体育大会・第98回全国高校大会県大会決勝は10日、いわき市のいわきグリーンフィールドで行われ、第1シードの聖光学院が33―7で第2シードの学法福島を下し、初優勝を飾った。

 聖光学院は12月27日に大阪府の花園ラグビー場で開幕する全国大会に出場する。組み合わせ抽選会は同1日に行われる。

 やんちゃ縁、悲願達成

 やんちゃなラガーマンが思わぬ縁を引き寄せた。聖光学院高が初優勝を果たしたラグビーの第64回県高校体育大会・第98回全国高校大会県大会決勝。聖光学院の大きな武器となった攻撃を指導したトップチャレンジリーグの三菱重工相模原ダイナボアーズ(神奈川県)が聖光学院への協力を決めたのはある選手がきっかけだった。

 コーチ陣を引き寄せたのは2年生の渡辺和輝選手(17)。小学4年の時に、ダイナボアーズのラグビー教室に参加。チームディレクターの松永武仁さん(47)にパンチを見舞うなど友人たちと大暴れし、チームに大きな印象を残した。

 渡辺選手が聖光学院でラグビーを続けていることを知った松永さんは「あの子がラグビーを続けているのがうれしかった」と同校にコーチを毎月派遣することを決定。コーチ陣が上位リーグならではの重層的な攻撃を選手らに落とし込み、これまで準決勝止まりだった聖光学院を大きく飛躍させた。

 チーム躍進の陰の立役者となった渡辺選手はこの日、ベンチから声援。「花園に行けるなんて」と感慨深げに仲間を見つめていた。

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

内堀知事初登庁「2期目」スタート 挑戦を進化...復興創生前進