慢性閉塞性肺疾患に「はり治療」有効性 鈴木准教授ら研究論文

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 福島医大会津医療センター漢方医学講座の鈴木雅雄鍼灸学・呼吸器学准教授(43)らの研究グループは12日、たばこが主な原因とされる慢性閉塞性肺疾患(COPD)による栄養障害に、はり治療が有効であるとの研究結果を発表した。研究論文が10月24日に英国科学誌「BMC Complementary and AlternativeMedicine」に掲載された。

 研究グループは鈴木准教授ら9人。研究グループによると、はり治療を行ったグループと鍼(はり)で皮膚を刺激しただけのグループに分けてCOPD患者を治療した結果、はり治療が胃の運動や栄養吸収を促進することで、血液中の栄養や体重の増加につながることが分かったという。抗炎症効果も確認された。

 鈴木准教授は「はり治療は副作用が少なく、安全・安心な長期的な治療が可能だ」と語る。