専業ママ...88%「働きたい」 パート希望7割強、時間調整重視

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 郡山市などの母親約1000人に対し働くことへの考えを聞いた結果、働いていない女性の88%が3年以内に「働く意思がある」と答えたことが14日、同市の一般社団法人スタンド・フォー・マザーズの調査で分かった。高い勤労意欲の一方、今は働いていない母親の多くが短時間、パート・アルバイトとしての勤務を望んでいる。同法人は今後、県内企業に柔軟な雇用形態の確保へ働き掛けを強める。

 調査は20~50代の女性を対象に3月から10月にかけ実施。1068人が回答した。今は仕事をしていない419人の約7割が1年以内の就労を考えていると回答した。「働くつもりはない」としたのは21人だった。

 勤務形態では、就労中の人の多くが正社員を希望したのに対し、未就労者はパート・アルバイトでの雇用を希望する人が7割強を占め、正社員は2割強にとどまった。

 週3~4日、1日3~5時間程度の就業を望む人が多く、配偶者の扶養範囲内に収入が収まる働き方を求める傾向が強い。仕事のブランクや子育てとの両立に対する不安の声が多く、働き始めるための環境整備や不安解消の重要性が浮き彫りとなった。

 仕事を選ぶ際などに重視することを聞いたところ、就労、未就労者とも「やりがい」「給与」「時間調整」を重視している傾向がみられた。特に未就労者は、給与よりも勤務時間の調整が可能かどうかを重視する傾向がある。

 県内企業では深刻な人手不足が続き、特に正社員の採用意欲は強い。福島労働局によると、県内の9月の正社員有効求人倍率は1.11倍と過去最高値に並んだ。同法人の田中豪代表理事は「働きたいママがこれだけいるということを知ってほしい。人を集めるために多様な雇用形態を検討する企業も増えている」としている。