デンソー福島、新工場の落成式 60人雇用、従業員600人に拡大へ

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ガソリンエンジン用部品を製造する新工場内部

 自動車部品製造大手デンソー(愛知県)の子会社デンソー福島(田村市)は15日、同市田村西部工業団地で新工場の落成式を行った。工場建設に伴う新規雇用は約60人で、デンソー福島は今後5年をめどに現在の1.5倍以上になる従業員数600人規模にまで拡大する方針。

 新工場建設はグループの競争力強化が狙い。生産拠点の一極集中を避け、災害などのリスクに備える。デンソー福島はこれまでカーエアコンなどの自動車用熱機器が主力製品だったが、新工場建設で取扱品目を拡大する。

 西尾製作所(愛知県)の業務を一部引き継ぎ、ガソリンをエンジンに供給するための燃料噴射装置や燃料ポンプを生産する。

 新工場は現工場に隣接し、延べ床面積約2万4千平方メートル。既に10月から稼働している。式では、デンソー福島の岩瀬雅俊社長が「福島の経済活性化のため一致団結してまい進したい」とあいさつした。

 出席した内堀雅雄知事は「メイド・イン・福島の製品で、福島の産品PRにつなげたい」、デンソーの有馬浩二社長は「人材確保に力を入れ、生産体制を強化していきたい」と述べた。