「失敗しても大丈夫」 郡山出身・遠藤さん、失敗見つめる展示会

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展示に使用するイラストを手に「失敗を肯定できる社会になれば」と話す遠藤さん

 「失敗をポジティブなものに変えたい」。郡山市出身の東北芸術工科大(山形市)4年の遠藤百笑(ももえ)さん(21)は18日、郡山市のコワーキングスペース「co―ba koriyama(コーバ郡山)」で、誰もが経験する"失敗"を見つめる体験型の展示会「失敗展」を開く。

 展示は自身で描いたイラストなどを使った計10個の問い掛けに対し、日常でありがちな失敗に共感したらシールを貼ったり、失敗に対する意見を書き込んだりと、来場者参加型で進めていく。

 会場には、来場者が楽しく自身の失敗に向き合うことができる仕掛けがちりばめられている。

 「昔は失敗が怖くて挑戦できない自分がいた」と話す遠藤さん。大学生活でさまざまなことに挑戦する中で、失敗をカバーしてくれる友人や先生の支えを受け「失敗しても大丈夫」と考えられるようになった。「失敗を肯定できる社会になれば」との思いを胸に、大学がある山形市で10月、卒業研究の一環として開いた展示会を、巡回展として地元・郡山でも開催する。

 遠藤さん自身の「今までで一番の失敗」は、大学1年のころに失恋し、泣きながら友人に相談している時、「人生のどん底」を「人生のずんどこ」と言い間違えてしまったこと。それ以来、「どん底」の状況になっても「人生のずんどこ」を思い出して笑ってしまう、元気になれるキーフレーズになった。

 午後2~5時(入場は同4時45分)。入場無料。同6時から遠藤さんのトークイベントもある。軽食、ドリンク付きで参加費2千円。予約はhttps://goo.gl/forms/mg8PZY50pcSnRVi23へ。展示会は今後、東京や仙台市でも開く予定。