福島県内「聖火ルート」は7方部通過対象 2020年・東京五輪

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 本県から出発する2020年東京五輪の聖火リレーについて、県内のルート案を選定する実行委員会は16日、福島市で第2回会議を開き、県内の7方部を通過対象とする考え方を了承した。59市町村全てを盛り込むのは日程的に困難との認識も示しているが、今後は県北、県中、県南、会津、南会津、いわき、相双の各方部でいずれかの市町村を通る方向で調整を進める。

 本県は大会組織委から国内の聖火リレーの出発点として20年3月26~28日の3日間が割り当てられ、広大な県土をどう巡るかが焦点となっている。ただ各区間を全てランナーが走ってつなぐ必要はなく、一部で車を活用すれば、広いエリアや帰還困難区域をまたいで円滑にリレーすることが可能。実行委は津波被災地と原発事故に伴う避難地域、五輪にゆかりのある市町村もルート案選定で考慮する事項として明確化した。

 会議は冒頭以外非公開。実行委員長の内堀雅雄知事は五輪関連事業も含め、ルートから外れる市町村も何らかの形で聖火リレーに関われる枠組みづくりの必要性を示した。

 実行委は12月下旬までにルート案を取りまとめ、組織委に提示。組織委が来年夏ごろに国内全体の正式なルートを公表する見通し。

 県は来年3月中旬、大会開幕500日前に合わせ、いわき市のイオンモールいわき小名浜とアクアマリンパークで五輪やパラリンピックに出場経験のあるアスリートを招いた競技体験イベントを開く。