「初戦突破を目指す」 ロボコン全国大会出場の福島高専

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高専ロボコン全国大会での活躍を誓う福島高専Aチームのメンバー

 東京都の国技館で25日開かれる「アイデア対決・全国高専ロボットコンテスト2018」(高専ロボコン)に東北地区代表で出場する福島高専は、本番に向けて調整に余念がない。大会を間近に控えメンバーたちは「初戦突破を目指す」と意気込んでいる。

 今回出場するAチームは4日の東北地区予選で準優勝し、審査員推薦で同高専のチームとしては6年連続15度目の全国出場を決めた。チームには機械工学、電気工学、物質工学など、各科の1~4年生約20人が所属。機械、回路、プログラミングの3班に分かれ、競技テーマ発表があった4月下旬から製作に取り組んできた。

 今大会のテーマは「ボトルフリップ・カフェ」。競技場に設けられた八つのテーブル上にロボットを操作してペットボトルを立たせる競技で、制限時間2分以内に全てのテーブルに立たせる速さやテーブル上に乗せた合計本数を競う。

 Aチームのロボット「ベストペット」は、ペットボトルにちなみ飲料品の自動販売機をデザインのモチーフにした手動式の「冠」と自動式の「玉(ぎょく)」の2台構成。コントローラーで操縦する冠は、安定した速度でアームを回転させ、ペットボトルを正確にテーブル上に飛ばす「ぐるぐるバー」などを備える。

 玉は内蔵されたプログラムとセンサーで、競技場の位置を自動計測。テーブルへの最短路を巡りながら、空気圧でペットボトルを飛ばすエアシリンダーと低荷重バネという特殊なバネを使用してボトルを飛ばす機能を備える。

 チームリーダーの五十嵐知士(さとし)さん(4年)は「自分たちが技術や時間を費やして作り上げた結晶。勝つことも大事だが、ロボットが持つそれぞれの機能がしっかり評価してもらえるよう仕上げたい」と抱負を述べた。