岩村氏「とにかく福島のために」 福島レッドホープスで再出発

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会見に臨む岩村氏=21日午後8時45分ごろ、球団事務所

 「とにかく福島のために」。チームの運営会社の社長として、プロ野球独立リーグの福島レッドホープスを率いることを正式発表した岩村明憲氏(39)。福島ホープスの監督として挑んだ今季、何度も口にしてきた言葉を発した、その表情には決意がにじんでいた。

 球団創設から4年、球団名が県民に浸透してきた中での決断だった。球団名の変更については、再スタートを切るため「より情熱的なチームにしたい」と、「レッド」という言葉を入れたことを明かした。

 来季以降の新たな取り組みとして「構想段階」と前置きしながら、試合の前座として子どもたちの野球の試合を行い、本県の野球文化の底上げにつなげていく考えを口にした。

 岩村氏は「福島で生活している中で人の優しさ、温かさを肌で感じた」と県民に感謝し、「勝手な思いだが、(チームを)風評払拭(ふっしょく)に使ってもらいたい」と復興に貢献する思いを語った。

 会見終了時、報道陣に対し「イベントなど、いいアイデアがあったらぜひ教えてください」と語るなど、チームの運営について幅広く声を受け入れる考えも示した。