『眠り』からいわき支える...ヤマキ寝具「小名浜・蔵店」オープン

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新店舗に生まれ変わった蔵

 「眠りからいわきを元気に」。いわき市小名浜の老舗寝具店ヤマキ寝具は23日、地元水産加工会社が昭和20年代に使用していた蔵を改装した新店舗「小名浜 蔵店」をオープンする。八巻義英社長(59)は「まちなかの活性化につながってほしい」との願いを込めている。

 同社は、今年1月に閉店した商業施設「タウンモール・リスポ」に入居。八巻社長は施設を運営する小名浜名店街協同組合の最後の代表理事を務めるなど、まちづくりに尽力してきた。

 八巻社長は布団の東京西川チェーン・専門店部会長として活動する中、他店の経営方法に刺激を受けるなどした。この経験などが、以前から構想を温めていた創業の地に蔵を生かした店舗をオープンすることにつながった。

 蔵は同社の本部脇にあり、同社が商品を保管する倉庫として使ってきた。大谷石が使われており、使い勝手が良いため改装に着手。「眠りの相談所」として生まれ変わった。店舗内には江戸中期の画家伊藤若冲(じゃくちゅう)の描いた海の生物の絵を生かし、港町の雰囲気を感じさせる飾り付けも施した。

 「名店街」開店の日に

 23日は、タウンモール・リスポが1969(昭和44)年に「小名浜名店街」として開店した日。八巻社長は「気軽に来て、落ち着いてお茶を飲める空間で、眠りの質について考える場所になってほしい」と地域との交流に期待を寄せた。

 営業時間は午前9時30分~午後6時。水曜日定休。住所は同市小名浜下明神町39。