飯村さん、井上さん最高賞 福島県きのこ料理コンクール

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「モチモチかぐや姫きのこうま味まんじゅう!」

 郡山女子大短期大学部1年の飯村菜月さん(19)と郡山女子大1年の井上あすかさん(18)が、郡山市で23日開かれた「第3回県きのこ料理コンクール」の本審査会で最高賞の知事賞に輝いた。

 食の大切さ伝えたい

 飯村さんは高校生で出場した昨年に続き2年連続の最高賞。今回は「モチモチかぐや姫きのこうま味まんじゅう!」と題し、シイタケと、エビやレンコンで作った生地とを合わせた料理を出品。「福島の特産品もPRしたい」と土産物で有名な薄皮饅頭(まんじゅう)をイメージし、丸い形に仕上げた。家庭科の教師を目指して勉強中という飯村さん。「東日本大震災を経験して知った食の大切さを、子どもたちに伝えたい」と語った。

 福島県産食材こだわり

 井上さんは「きのこたっぷりさんまのけんちん蒸し―いか人参(にんじん)あんかけ」をテーマに独創性あふれる料理を作った。豆腐をこした生地の中にたっぷりのキノコを入れ、サンマで巻いて蒸し、いかにんじんのあんでまとめた。山形県出身だが、大学で本県の食文化を学ぶうち、本県の郷土料理などに強い興味を持ったという井上さん。「福島の海の幸、山の幸をたっぷり使うことにこだわった」と話した。

 コンクールは県森林・林業・緑化協会と県きのこ振興協議会の主催。県内の高校生や大学生らから246点の応募があり、7点が1次審査を通過して本審査に進んだ。本審査では、同協会の水戸典明専務理事、山際食彩工房の山際博美代表ら5人が味や独創性などを審査した。知事賞の2人は来年3月に東京で開かれる全国大会に出場する。