現場からストーブなど暖房器具5台発見 小野・住宅全焼7遺体

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火災現場で実況見分する警察官と消防隊員=23日午前9時40分ごろ、小野町

 小野町、無職塩田恒美(つねよし)さん(61)方で21日深夜に発生し、7人の遺体が見つかった火災で、田村署や郡山地方消防本部は23日、現場で実況見分を行い、ストーブやファンヒーターなどの暖房器具5台を発見した。燃え方の激しい1階東側の寝室付近から出火した可能性もあり、寝室付近からはストーブが見つかったという。同署などは原因の特定を急ぐ。現場には献花台が設けられ犠牲者を悼む人の姿があった。

 同署によると、塩田さん方の焼失面積は約185平方メートルで、倉庫2棟や周辺の民家、雑木林の一部などを含めると約585平方メートルに上った。同署は23日、福島医大で遺体の司法解剖を行ったが、身元や死因の特定に至らなかった。24日も続ける方針。

 同署によると、連絡が取れていないのは塩田さんと母サクノさん(81)、長女の美紀さん(30)、美紀さんの長男で小学3年の大輝君(8)、いずれも保育園児の次男大翔(ひろと)ちゃん(6)と長女李帆ちゃん(4)、三男皐大(こうた)ちゃん(3)。

 実況見分には、警察官と消防隊員約10人ずつで臨み、午前9時10分から約1時間にわたって調べた。同署によると、暖房器具は、寝室や茶の間などがあった場所から見つかったという。同消防本部によると、住宅用火災警報器は見つかっていない。