友人や親戚ら涙...「信じられない」 7人死亡火災、早く身元を

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 小野町の火災現場には、連絡が取れなくなっている7人の安否を気遣う友人や親戚が訪れ、献花台などに花を手向け、手を合わせた。

 「子育てを頑張ろうねと励ましてくれた。とても仲良しだったから信じられない」。美紀さんの中学校時代の後輩の女性(28)は声を落とした。美紀さんと同じく4人の子を持つ。子育ての悩みなどを打ち明ける仲だった。平田村に住む親戚の60代女性は1週間前、サクノさんと電話で話をしたという。「話を聞くのが上手でいつも笑顔だった。買い物で近くまで来たら『ここさ(家に)寄ってよ』と声を掛けてもらったのに」と涙ぐんだ。

 報道で火災の発生を知ったという、塩田さん一家とは直接つながりのない人も多く訪れた。小野町の女性(42)は「知り合いではないが、子どもの遺体が見つかったと聞き、いたたまれなくなった。早く身元が分かってほしい」と声を詰まらせた。4人の娘と一緒に訪れた郡山市の40代男性は「私にも小学生や保育園の子どもがいる。人ごととは思えない」と話し、娘と一緒にあめを供えた。

 火災現場では、無事だった塩田さんの妻(57)が、親戚らと焼け跡から孫の写真やおもちゃを拾い集めていた。