「いわき医療センター」完成 12月25日開院、手術体制など強化

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完成したいわき市医療センター

 いわき市が整備を進めてきた同市医療センターが完成し23日、現地で完成式典と内覧会が開かれた。関係者が市総合磐城共立病院に代わる新たな医療の拠点の完成を祝い、さらなる医療の充実に期待を寄せた。同センターは12月25日に開院する予定。

 市医療センターは共立病院隣に建設。鉄骨13階建てで、市内の医療機関で初めてヘリポートを設置した。災害時に患者を収容できるスペースを設けたほか、緩和ケア病床やがんサロン「サポートサロンえん」などを新設、がん医療体制を強化した。

 共立病院と比べ、主に循環器系の手術で患者の負担軽減や手術の高速化が期待できるエックス線撮影装置を備えた「ハイブリッド手術室」を増設したほか、集中治療室(ICU)も6床から10床に増床、医療体制の向上を目指す。

 式典には、県内の医療関係者ら約200人が出席した。清水敏男市長が「浜通りの中核医療を担う病院を目指し、医療サービスの向上に努めたい」とあいさつした。

 市総合磐城共立病院の新谷史明院長が同センターの医療設備を紹介した後、関係者がテープカットした。

 市民向けの内覧会は24、25の両日開かれる。受け付けは終了している。今後はヘリポートでの離着陸訓練を行うなど、開院に向けた準備を進める。