地元を元気に!相馬の味の飲食店開店 森さん「限界持たず挑戦」

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「地元生産者と客をつなぎたい」と語る森さん

 「生産者の顔が分かるような食べ物を提供していきたい」。相馬市の森拓也さん(33)は相馬市中村に飲食店「∞(むげん)」をオープンした。生産者と連絡を取り合い、旬の地元の野菜や魚介類をメインに用いた料理がそろう店を目指す。

 漁船の船長らと連絡を取り、その日取れたお薦めの魚介類を使用する。若手農家との関係も深く、地元の新鮮な野菜や卵などを使うという。「生産者と連絡を密にし、うま味調味料を抑えたヘルシーなメニューを提供したい」

 森さんは宮城県の調理師学校を卒業後、2012(平成24)年に相馬市内に店を構えた。相馬青年会議所などでの地域貢献活動のほか、7月に市内の海水浴場再開に合わせたイベントの中心メンバーとして関わるなど、地元とのつながりを強めてきた。

 店内は畳や障子など和の雰囲気の落ち着いた内装にした。日替わりランチや、地元の煮魚や刺し身、肉料理、鍋物などを提供する。バーベキューやビアガーデンに使用できる屋外スペースでは、地元の生産者が出店できるマルシェを開く予定だ。不定休。

 店名には「限界を持たずに挑戦する」との願いを込めた。「これからも地元を元気にする事業を考えていきたい」