火災警報器未設置か... 小野の7人死亡、逃げ遅れの可能性

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 福島県小野町、無職塩田恒美(つねよし)さん(61)方で21日深夜に発生し、7人が遺体で見つかった火災で、住宅用火災警報器が未設置だったとみられることが24日、郡山地方消防本部などへの取材で分かった。同消防本部が家族に行った聞き取り調査で判明した。

 田村署や同消防本部は、遺体で見つかった7人が火災に気付くのに遅れ、逃げ遅れた可能性もあるとみて引き続き出火原因を調べている。

 同消防本部によると、22、23の両日の実況見分でも焼け跡から火災警報器は見つからなかった。捜査関係者によると、塩田さん方は木造で、中央付近にある階段が空気の通り道などになって火の回りが早かった可能性もあるという。火元は、燃え方が激しく、焼け跡からストーブが見つかった1階東側の寝室付近とみられる。

 同署によると、連絡が取れていないのは塩田さんと母サクノさん(81)、長女の美紀さん(30)、美紀さんの長男で小学3年の大輝君(8)、いずれも保育園児の次男大翔(ひろと)ちゃん(6)と長女李帆ちゃん(4)、三男皐大(こうた)ちゃん(3)。同署は24日も引き続き福島医大で司法解剖を行い、遺体の身元や死因の特定を進めた。25日も続行する。