福島・自主夜間中学の校歌完成 大友良英さん作曲、生徒と歌う

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生徒と共に校歌を歌う大友さん(左)

 福島に公立夜間中学をつくる会(大谷一代代表)は25日、福島市の福島テルサで同市出身の音楽家大友良英さん(59)が歌詞をまとめ、作曲した福島駅前自主夜間中学の校歌を発表した。

 同会が9月に大友さんを講師に招き、同校の生徒や講師が歌詞のアイデアを出し合った授業を基に、大友さんが校歌に仕上げた。

 発表会には生徒ら約30人が参加。参加者は大友さんと共に校歌を歌い、意見交換しながら歌詞などを改善した。

 歌詞には「月や星を友として」や「誰が生徒か先生か」など夜間中学ならではの言葉や「吾妻の山の種まきウサギ」など福島市らしいキーワードが並び、明るいメロディーの校歌に仕上がった。

 大友さんは「年齢の高い人も歌いやすく、覚えやすい曲に仕上げた。作曲は自分が手掛けたが、生徒らが良い歌詞を提案してくれたからこそ良いものができた。みんなで作った校歌だと思っている」と話し、昨年秋から同会に通う福島市の生徒(21)は「生徒が案を出した歌詞を大友さんがうまくまとめてくれた。夜間中学らしく生徒が主役ということが伝わる歌になった」と感想を話した。

 同会によると、今後歌詞などを改善した後、一般向けに校歌お披露目会などを予定しているという。