五輪輸送「おおむね30分」 JR福島駅-あづま球場、交通量調整へ

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 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は26日、五輪の野球とソフトボール競技の会場となる福島県福島市のあづま球場とJR福島駅を結び、観客と大会関係者を輸送する二つのルート案について、所要時間は「おおむね30分」となる目安を示した。組織委や県、県警などが大会期間に合わせ、連携組織の地方輸送センター(仮称)を設置し、交通量の調整を図る。

 県輸送連絡調整会議が同日、県庁で開かれ、関係機関が円滑な輸送方法を協議した。交通量調整は、混雑が予想される時間帯の周知や時差出勤、経路の分散、公共交通機関の利用呼び掛け、自転車や徒歩の推奨などの施策を想定している。

 輸送ルートは、観客が県道126号(福島微温湯線)、大会関係者が国道115号を主に通る案が示された。移動で配慮が必要な障害者らについては、柔軟な対応を検討する。球場周辺のマイカー利用が原則規制されるため、観客が自家用車を会場から離れた駐車場に止め、バスに乗る停留所「パークアンドバスライド」を設ける。正式な輸送運営計画は来年度に策定される。

 県は12月までに、福島駅や停留所などに観客誘導を担う「都市ボランティア」の募集も始める。