福島市の待機児童142人 昨年比108人減、緊急パッケージ案示す

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 福島市が26日開いた待機児童対策推進会議で、市は10月1日時点の待機児童数が142人に上ることを明かした上で、人工知能(AI)を使った保育所入所選定の導入のほか、市独自の保育士修学資金貸し付けなどの新規事業を盛り込んだ来年度からの「待機児童対策緊急パッケージ」の案を示した。

 保育士修学資金については、市内で一定期間働いた保育士は返還を免除する方向で検討している。緊急パッケージにはこのほか、預かり保育を充実させる私立幼稚園への経費の一部補助の増額や、公立保育所にコーディネーターを配置し、小規模保育所との連携などに取り組む「サテライト型小規模保育」の導入などを盛り込んだ。

 10月時点の待機児童数は申し込み児童の増加に伴い、4月時点に比べ30人増となったが、昨年10月比で108人減。会議ではこのほか、保育施設の整備による保育定員の拡大を進めた結果、来年4月時点で市内の定員合計が475人分増えることが示された。

 一方、潜在保育士就労支援事業で就労した保育士がこの半年で1人にとどまったことも報告された。