警官、金融庁名乗る男...カードすり替えか 780万円を詐欺被害

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 いわき市の80代男性が、警察官や金融庁の職員を名乗る男の電話を信じてキャッシュカードをだまし取られ、計780万円を引き出される被害があったことが27日、いわき南署への取材で分かった。同署は「なりすまし」詐欺事件とみて調べている。

 同署によると、23日午後4時ごろ、いわき南署のキムラと金融庁のヤマモトを名乗る男から「キャッシュカードが偽造された」「シンジョウという者が渡す封筒にキャッシュカードと暗証番号の紙を入れて持っていてください」などと電話があった。

 同日午後6時30分ごろ、自宅を訪ねてきたシンジョウを名乗る男が渡してきた封筒に、銀行や郵便局などのキャッシュカード計4枚と暗証番号を書いた紙を入れ封印した。男から「27日までカードを使わないでくれ。キムラとヤマモトが封印を解く」と言われ、男性は封筒を保管した。男性は27日になっても連絡がないことを不審に思い、同署に相談し封筒の中身を確認したところ、キャッシュカードではなくポイントカードなどが入っていたという。同署は、男性が封筒にキャッシュカードなどを入れた際、シンジョウを名乗る男が隙を見て別の封筒にすり替えたとみている。