火元に暖房器具なしの可能性 小野・住宅全焼7遺体から1週間

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 小野町、無職塩田恒美(つねよし)さん(61)方から出火し、7人の遺体が見つかった火災は28日で発生から1週間が経過した。燃え方が激しいために火元とみられている2階建て木造住宅の1階東側寝室には、暖房器具がなかった可能性が高いことが同日、捜査関係者への取材で分かった。田村署や郡山地方消防本部は引き続き、出火原因を詳しく調べている。

 同署などによると、焼け跡の同寝室付近からはファンヒーターなど5台の暖房器具が見つかっていた。しかし、その後の捜査や実況見分などの結果、出火前には暖房器具はなかったと判断。見つかった暖房器具は行方不明者の捜索などで位置が変わった可能性などがあるという。

 同署によると、連絡が取れていないのは塩田さんと母サクノさん(81)、長女の美紀さん(30)、美紀さんの長男で小学3年の大輝君(8)、いずれも保育園児の次男大翔(ひろと)ちゃん(6)と長女李帆ちゃん(4)、三男皐大(こうた)ちゃん(3)。

 同署は司法解剖などを通じて遺体の身元や死因などを調べているが、遺体の数が多いことから身元の確認は難航している。