ブランド米「アサカマイ887」初お披露目 五輪・パラ提供目指す

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アサカマイ887を使ったおにぎりを試食する関係者

 郡山市やJA福島さくらなどでつくる、こおりやま食のブランド推進協議会は28日、収穫した新ブランド米「ASAKAMAI887(アサカマイ・ハチハチナナ)」を同市で初めて披露した。今年は約14トンが、同協議会の設けた基準を満たした。贈答用や業務用などとして販売する予定。

 アサカマイ887は、食味やタンパク質含有量など、七つの基準を満たしたコシヒカリが認められる。市内の生産者21人が挑戦し、一部の生産者が栽培に成功した。他の産地がコメの新品種を市場投入するなど産地間競争が激化する中、同協議会は高品質化した新たなブランド米で差別化を図り、将来的に2020年東京五輪・パラリンピックの選手村などへの供給も目指す。

 同協議会は12月7~16の10日間、同市のJR郡山駅西口駅前広場で、450グラムを1500円(税込み)で限定販売する。

 発表会では、品川萬里市長、同JAの結城政美組合長があいさつ。試食も行われ、参加者がアサカマイ887を使ったおにぎりなどを頬張った。生産者の一人で同市の遠藤昭夫さん(65)は「かめばかむほどコメのうま味が増す。新たなブランド米を全国や世界に届け、風評払拭(ふっしょく)の起爆剤にしたい」と力を込めた。

 【ASAKAMAI887認定の基準】
 〈1〉食味値88点以上 85点以上のブランド米は全国でも珍しい
 〈2〉タンパク質含有量6.1%以下 タンパク質が少ないほど水分を十分吸収し、ふっくらと粘りのある炊き上がりになる。国内産米の玄米平均は7.4%
 〈3〉ふるい目2ミリ 大粒のコメのみを選別
 〈4〉整粒歩合80%以上 一定量の玄米の中で形が整った米粒の割合を示した値。1等米で70%以上
 〈5〉特別栽培米 通常栽培の慣行栽培で生産されたコメより農薬や化学肥料の使用回数などが50%以下
 〈6〉農業生産工程管理(GAP) 生産者はふくしま県GAPの取得に向けて取り組む
 〈7〉エコファーマー認定者 知事の認定を受けた農業者であること