「多言語シート」で救急対応 外国人が指さしで症状、飯坂消防署

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作成した多言語シートの一部

 福島市の飯坂消防署(金子照夫署長)は、病気やけがをした外国人が自らの症状を指さしで伝える「多言語救急対応シート」を作った。観光施設などに配り、119番通報や救急車到着までの時間短縮に役立ててもらう。

 2020年東京五輪・パラリンピックの市内開催を見据え、管内の観光地で外国人選手や関係者の増加が予想されることから考案。

 シートは、英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語に対応。「痛み」「吐き気」「呼吸苦」といった症状がイラストとともに記され、病気やけがの外国人に見せて当てはまる症状を指さしてもらう。

 飯坂温泉の旅館とホテルのほか、あづま球場に向かう国道・県道沿いの観光果樹園とコンビニエンスストア、タクシー会社など計67施設に配布する。

 同消防署で29日まで説明会が開かれ、配布先の代表者らがシートの使い方と救命処置の基礎を学んでいる。