公立校との格差是正採択 福島県私学振興大会、負担減求め決議文

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 福島県内私立学校などの関係者による第44回県私学振興大会は29日、郡山市で開かれ、私立と公立学校の格差是正に向けた大会決議を採択した。県私立中学高校保護者会、県私立幼稚園・認定こども園PTA連合会、県専修学校各種学校保護者会連絡協議会、県私学団体総連合会の主催。

 決議では、少子化に加え、震災と原発事故による影響で子どもたちの県外避難が依然として続き、経営基盤である納付金収入が減少するなど、経営が逼迫(ひっぱく)の度を増していると指摘。私立学校教育のさらなる充実や教育費の負担軽減を求め、県専修学校各種学校保護者会連絡協議会の江島由美副会長が内堀雅雄知事に決議文を手渡した。

 大会は「大震災、原発事故を乗り越え、個性を生かし育てる私学教育の振興と保護者の経済的負担の軽減を―心豊かな人づくりは家庭・学校教育の充実から」をテーマに開催し、約1500人が出席。主催者を代表し、県全私学保護者会の高橋勲代表、県私学団体総連合会の山崎学会長がそれぞれあいさつ。内堀知事、吉田栄光県議会議長、品川萬里市長らが祝辞を述べた。

 また、諏訪中央病院(長野県)名誉院長で作家の鎌田實さんが「教科書にない1回だけの命の授業~子ども・教育・命・希望を考える」を演題に講演。アトラクションとして、今泉女子専門学校(同市)が県産織物を使用したファッションショーを行った。