会津工高・星、本名さん銅賞 高校生アートコンペティション

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星さんと本名さんが制作した「そべでいんなよ」の模型

 会津若松市の会津工高建築インテリア科3年の星李奈さん(17)と本名未紀さん(18)が、ジャンルを超えて芸術の感性を競い合う「世紀のダ・ヴィンチを探せ!高校生アートコンペティション2018」(大阪芸大グループ主催)で上位4番目となる銅賞に輝いた。全国467校から1851点の応募があった中からの受賞で、2人は「夏休み返上で頑張って良かった」と笑顔を見せる。

 同コンペは多彩なジャンルでの新しい才能発掘が目的。「アートの登竜門」とも呼ばれ、デザイン、文芸、音楽など12部門・分野で審査された。星さんと本名さんは建築部門に応募。制作テーマは「そべでいんなよ」。会津弁で「甘ったれているんじゃない」という意味で、便利さに慣れてしまった現代人に「物に頼りすぎてはいけない」という警鐘を鳴らす建築物の模型とA2判の建築図面を一つの作品として応募した。

 自給自足を目指す栽培スペースや友情と絆を強める共有スペース、ハンモックで寝る寝室、池の上に浮かぶ天空の湯を備える。寝室はガラス張りで、自然のリズムに合わせて生きるスタイルを提案している。

 星さんは「建築以外の作品に触れる機会があり刺激になった」と語り、本名さんは「最後まで粘り強く続けて良かった」と語る。指導した佐藤聖(せい)教諭(43)は「就職活動をしながらの挑戦だったが、いい経験ができたと思う」と努力をたたえた。