通信機器で的確な「除雪」作業へ センサー設置し道路積雪把握

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積雪を把握する試作品のセンサー

 会津若松市で、あらゆる機器を通信でつなぐ「モノのインターネット(IoT)」を活用した積雪状況のモニタリング実証試験が今月中旬から始まる。センサーなどを使って道路の積雪をリアルタイムで把握できるようにし、的確な除雪作業につなげる。

 ソフトウエアやセンサー基板の開発を手掛ける「Momo」(神戸市)の協力で実施する。除雪する道路は、市職員らが巡回して目視で把握するなどして決めているが、積雪状況を常に確認できないことに加え、巡回が深夜に及び、職員らの負担になっている。

 「Momo」が積雪の高さを24時間体制で把握できるシステムを提供。試験期間は来年3月まで。市内6カ所程度にセンサーを設置する。収集したデータは高速通信「LTE」で送信。送られた情報はクラウドに蓄積され、パソコンやスマートフォンなどで確かめることができるとしている。

 試験は一般社団法人コード・フォー・ジャパンの人材派遣プログラムの一環として行われる。来年3月31日まで、「Momo」から3人が市に派遣され、市職員と共に機器の管理やデータの検証などに当たる。