五輪への道快走!渡辺・東野組 全日本バドミントン・決勝進出

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(左)混合ダブルスで決勝に進んだ渡辺(右)激しいラリーを繰り広げる東野=駒沢体育館

 富岡一中時代からともにプレーする先輩、後輩ペアが国内最高峰の大会で2連覇を射程に捉えた。1日に東京・駒沢体育館で行われたバドミントンの全日本総合選手権。混合ダブルスで決勝に進んだ渡辺勇大(21)、東野有紗(22)=ともに日本ユニシス、富岡高卒=組は、東京五輪へと続く道を快走する。

 中学、高校、大学、社会人と各世代のトップ選手が集うトーナメント。準決勝は東野の1年先輩だった小林優吾(トナミ運輸、富岡高卒)擁するペアが相手となった。序盤から渡辺が鋭いショットで相手を追い込み、東野がネット前でたたみかける。2人のコンビプレーはこの日も快調だった。第1ゲームは10点差、第2ゲームも11点差をつけて圧勝。「さすがチャンピオン。何もできずに終わってしまった」と小林は後輩の強さに脱帽した。

 富岡一中時代から混合の練習をしてきた2人。大学や社会人からペアを結成する混合ペアよりもはるかに付き合いが長い。今年からは混合の専任コーチを付け東京五輪に向けた強化を始め、3月の全英オープンでは日本勢初優勝を飾った。男子ダブルスとの2冠も懸かる渡辺は「以前はお互い自分ができるところで頑張るだけだった。それが連係を取れるようになり、緩急がついてラリーの質が上がった」と成長を実感。東野も「男子選手と一緒に練習してレシーブ力がついた」と自信をのぞかせる。

 バドミントン混合ダブルスの日本代表はこれまで、男女それぞれのダブルス代表ペアから派生して組んでいることが多かった。日本バドミントン協会は昨年、混合ダブルスの代表選考会を初めて実施、東京五輪へ向けた強化策が図られている。

 全日本選手権は翌年の日本代表の選考会を兼ねており、ひいては2020年東京五輪へ続くステップとなる。連覇目前の2人は「まだまだ挑戦者の気持ち」と口をそろえた。油断も慢心もなく、2020年を見据え日本一の称号を守り抜く。