山里の青空翻る『カラフル』 日本三大旗祭り「木幡の幡祭り」

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
氏子衆が色とりどりの五反幡をなびかせ、山里を練り歩いた「木幡の幡祭り」=2日、二本松市

 日本三大旗祭りの一つで、960年余りの伝統を誇る国指定重要無形民俗文化財「木幡の幡(はた)祭り」は2日、二本松市木幡地区で行われ、氏子衆の持つ色鮮やかな五反幡(旗)が山里の青空に翻った。

 幡祭りは「前九年の役」の1055(天喜3)年、奥州地方鎮定に向かった源頼義・義家父子が神仏に戦勝祈願した際、敵方の安倍貞任軍が木々に降り積もった雪を源氏の白旗と見間違え、退散したという伝説に由来するとされる。

 コースは木幡住民センター前グラウンドから標高666メートルの木幡山にある隠津島神社まで約8キロ。九つの堂社(集落)の氏子衆らが白装束に烏帽子(えぼし)姿で大小約100本の旗を力強く掲げ、ゆっくりと練り歩いた。彩り豊かな旗が連なる行列に観光客らが目を奪われていた。