浪江中、19年度に休校 卒業や転校で生徒数ゼロの見通し

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 東京電力福島第1原発事故による浪江町の全町避難に伴い避難先の二本松市で再開した浪江中が2019年度に休校となることが4日、町教委への取材で分かった。町教委は、休校の理由として、同校の全生徒4人が本年度末で卒業したり転校し、19年度の在籍生徒数がゼロになる見通しのためとしている。

 同町では原発事故に伴い小学校6校、中学校3校の全9校が災害などにより一時的に臨時休業となった。避難先の二本松市で2011(平成23)年8月に浪江小と浪江中、14年4月に津島小を再開。11年度には浪江小と浪江中の2校で82人が在籍したが児童生徒の減少は続き、本年度は浪江小に1人、津島小に2人、浪江中に4人が在籍する。

 このほかの小学校4校と中学校2校は現在も臨時休業が続き、臨時休業中の小、中学校6校は19年度に休校になる。浪江小と津島小は、在校生の卒業などを考慮し、20年度末を最長に存続させる。

 臨時休業の6校と浪江小、津島小、浪江中の3校全てが休校となった時点で全9校が閉校となる。閉校時期は、帰還困難区域の津島地区に設ける特定復興再生拠点区域の整備状況などを踏まえて判断する方針。

 町内では4月になみえ創成小、中が開校し、10人の児童・生徒が通う。