復興施策「シンカ」へ 内堀知事が2期目の所信、12月県議会

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所信を表明する内堀知事

 内堀雅雄知事は4日、再選後初議会の12月定例県議会で2期目の所信を表明した。内堀知事は「使命感、情熱、行動力を持って、これまで展開してきた施策をさらに『シンカ』させる」と述べ、避難地域の復興・再生を最優先に、地方創生・人口減少対策、風評・風化対策、健康指標の改善など山積する課題解決に取り組む考えを示した。

 県政運営方針では〈1〉原子力災害からの復興加速化〈2〉現場主義〈3〉本県の宝を生かし、新たな魅力の創造〈4〉「共働」の仕組みづくり〈5〉県民との本県の将来像共有―の5項目を柱に据えた。

 原子力災害からの復興加速化では、被災者の生活再建のほか福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想に基づく産業集積で浜通りに活力を生み出すと強調。本県の魅力創造では、健康長寿の県づくりなどを挙げ「福島という言葉がポジティブな思いで受け止めていただけるよう取り組む」と語った。

 さらに復興・創生期間の終了を見据え、必要な体制や税源の確保を国と協議すると明言。廃炉・汚染水対策では、福島第2原発の廃炉を正式決定するよう国と東京電力に求めていくとした。内堀知事は「これまでと同じことを継続していくだけでは未来は切り開けない。次の4年間も『チャレンジ県ふくしま』として県民の力を結集し、豊かな県づくりに全力で取り組む」と訴えた。