「小高ストア」6日開所 南相馬・公設民営、にぎわい創出に期待

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6日にオープンする小高ストア

 南相馬市が小高区上町に整備した公設民営商業施設「小高ストア」が6日、オープンする。開所に伴い今後、東京電力福島第1原発事故からの住民帰還促進と地区のにぎわい創出などが期待される。

 施設は、鉄骨平屋で延べ床面積約430平方メートル。南相馬市がスーパー跡地を買い取り総事業費約3億円をかけて整備した。食料品や日用雑貨などを扱う。指定管理者として同市原町区の青果仲卸業・丸上青果が運営する。営業時間は午前9時~午後7時(日曜日定休)。

 開所式典は6日午前10時から現地で開催。午前11時10分からは市産農産物等PRイベントとしてサッカー日本代表専属シェフの西芳照さん(小高区出身)による地元食材を使ったカレーライス(100食限定)を無料で振る舞う。

 ◆エンガワ商店に感謝

 南相馬市小高区の仮設店舗「東町エンガワ商店」は5日、閉店した。帰還した住民らの生活を支え、約3年2カ月の役割を終えた。

 現地で閉所式が行われ、別れを惜しむ地元住民らが大勢集まった。市から店舗の業務委託を受けている小高ワーカーズベースの和田智行社長らに対し住民らが花束を贈呈。利用者を代表し双葉屋旅館(同区)の小林友子さんが「エンガワのおかげで小高が活気づいた」と感謝し、和田社長が謝辞を述べた。

 店舗は東京電力福島第1原発事故による避難指示が解除される前の2015(平成27)年9月に開店し、帰還住民らに食料品や日用品を提供してきた。