公設民営スーパー「小高ストア」オープン 待望の生鮮食品並ぶ

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小高ストアのオープンを祝ったテープカット

 南相馬市小高区の公設民営商業施設「小高ストア」が6日、オープンした。地元住民待望の生鮮食品などを扱うスーパーの誕生で、住民の帰還促進と街中のにぎわい創出などが期待される。

 開所式典には、約60人が出席。門馬和夫市長が「住民の期待に沿える施設になると確信している」とあいさつ。関係者によるテープカットで開所を祝った。

 オープンと同時に大勢の住民が詰め掛け、新鮮な肉や野菜、総菜などを買い求めた。小高区の男性(66)は「これまでは原町区まで買い物に出掛けていた。地域活性化の起爆剤になってくれれば」とうれしそうに話した。

 小高ストアは、鉄骨平屋で、延べ床面積約430平方メートル。市がスーパー跡地を買い取り、総事業費約3億円をかけて整備した。営業時間は午前9時~午後7時(日曜定休)。

 市によると、小高ストアのほか、小高区内で食料品を扱う小売店はコンビニ3店舗と鮮魚店2店舗。11月30日現在、小高区には1390世帯3060人が居住し、居住率は37.8%となっている。小高区の居住者が3000人を突破したのは震災、原発事故後初めて。