「スポーツのけが」予防を研究 いわきに協会設立、成果発信へ

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けが予防に向けたウオーミングアップなどを学ぶ参加者

 医師や選手、トレーナーなどスポーツに関わる人たちがさまざまな視点から、けがの予防について研究する日本スポーツ外傷障害予防協会が、いわき市を本拠地として設立された。8日、同市で初の研究会が開かれ、参加者が情報を共有し合った。

 同協会によると、けがの予防については、職種ごとの団体で検討がされているが、多職種が集まり、研究する組織は珍しいという。サッカーのいわきFC(東北社会人リーグ2部南)でチームドクターを務めている、順天堂大整形外科・スポーツ診療科講師の斎田良和氏が同協会代表理事に就いた。

 国内のけが予防については、海外と比較すると後進的といい、同協会は、多角的なけが予防について研究を重ね、その成果を国内外に発信したい考え。斎田氏は「子どもの肥満問題などを抱える福島で、子どもたちがけがなく生涯スポーツを楽しめる予防法を考えたい」と語った。

 研究会には、いわきサッカー協会やJリーグチームのトレーナー、医療従事者、サッカーのクラブチームに通う子どもたちや保護者など、県内外から約120人が参加した。それぞれの立場から、けがをなくすための方策を話し合った。また、けが防止に効果的なウオーミングアップについて、ジェフユナイテッド市原・千葉スタッフの秋吉直樹さんらが解説した。