双葉郡のにぎわい再び...ふたば未来高生発表 人結ぶ大切さ発信

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 ふたば未来学園高(広野町)のスペシャリスト系列で商業を学んでいる3年の石井美有さんと鶴飼美桜さん、泉水悠斗さんが8日、東京・玉川の楽天クリムゾンハウスで開かれた同社の地域課題解決プログラムの成果発表会に参加した。3人は「双葉郡のにぎわい回復」をテーマに、高校生が地域のために果たすべき役割を考え、復興へ前を向く人たちを結び付けることの大切さを発信した。

 発表会には9県から高校10校が出場した。有識者や楽天幹部らによる審査の結果、同校は大賞に次ぐ「インパクト賞」を受賞した。

 石井さんたちは、建設中の新校舎内にできるカフェなどの「地域協働スペース」を核とし、生徒らでつくる運営組織が地域の住民、企業、行政をつなぐ役目を担うことで応援の輪を広げ、意欲的な若者の発想を後押しすべきだと提案した。

 被災地のにぎわい創出に向けて「双葉郡を盛り上げたい、地域に貢献したいと思う人たちが協力し合えるような仕組みをもっと充実させることが大切となる。それを私たちの手で成し遂げたい」と締めくくった。

 今回のプログラムは「Rakuten IT School NEXT」と題し、次世代の育成を通じて国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献するのが目的。高校生が8月から、楽天社員や地域住民と協力し、同社のサービスやテクノロジーを活用して地域課題の解決策を探った。3人は校内選考会を経て代表に選ばれた。