作家・川内有緒さん「夢見る大切さ教わる」 作品登場人物裏話

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執筆秘話などを紹介した川内さん

 いわき市のいわき回廊美術館に思いを込めた男たちの挑戦と足跡をたどった著書「空をゆく巨人」(集英社)を執筆した、ノンフィクション作家の川内有緒(ありお)さん(46)は8日、同市で講演し、執筆のきっかけや取材でのエピソードなどを紹介した。

 「空をゆく巨人」は、本年度の開高健ノンフィクション賞受賞作品。中国の現代芸術家蔡国強(さいこっきょう)さんといわき市の会社役員志賀忠重さんのアートを通じて築き上げてきた友情の足跡がつづられている。

 川内さんは、回廊美術館に1年ほど通ううちに志賀さんらの魅力に引かれ執筆を決めた話や、作品に盛り込めなかった登場人物の裏話などを紹介した。

 志賀さんの「一歩踏み出したらそれが冒険」という言葉が胸に刺さったという川内さん。取材を通してさらに前向きになり「(志賀さんに出会って)大きな視野で夢を見ることの大切さを教えられた」とまとめた。

 川内さんが講演したのは、同市のヤマニ書房本店で開かれたトーク・サイン会で、市民ら約80人が来場。志賀さんも来場し質問に答えた。

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