「わらじまつり」に新しい伝統 大友さん、由来踏まえシナリオ

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
福島わらじまつりへの思いを話す大友さん

 来年の第50回を節目に刷新される「福島わらじまつり」が、まつりの伝説や由来、本来の意義などを踏まえて作成したシナリオを基に、音楽や踊り、衣装が一体的に設計されることが10日、分かった。

 総合プロデュースを担当する福島市ゆかりの音楽家大友良英さんが福島民友新聞社の取材に「わらじまつりには、どういうストーリーで何を表現しているのかというピースが欠けていた。シナリオを土台に全体をデザインし、新しい伝統をつくりたい」と語った。

 音楽はこれまでの「わらじ音頭」を受け継ぎつつ、福島市各地の祭りで使われている「福島音頭」のリズムを取り入れた和太鼓のアンサンブルに編曲。本番では太鼓隊の生演奏に合わせて踊りを繰り広げる。踊りは当日でも参加できるようシンプルな動きにする。シナリオ、リズム、振り付け、衣装は各分野のスペシャリストを協力者に迎え、福島商工会議所青年部、福島青年会議所などでつくる実行委員会とともに考案する。

 来年1月に太鼓や歌といった音楽のたたき台を作り、3月頭までに振り付け、来年春の完成を予定する。"新生わらじまつり"は福島市で来年開催予定の東北6県を代表する祭りが集まる「東北絆まつり」で初披露される。

 8月のわらじまつり本番では、初日に"平成"わらじまつりのフィナーレとして、これまでと同様に「わらじおどり」「わらじ競走」「ダンシングそーだナイト」を繰り広げ、2日目に新しいわらじまつりを披露して祭りを引き継ぐ。まつりはこれまで2日間だったが、来年からはわらじを信夫山の羽黒神社に奉納する3日目までをまつりに盛り込む予定。大友さんは「市民みんなでつくり、誇りを持ってもらえるような祭りにしたい」と話している。

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

【 参院選ニュース一覧 】 福島選挙区に「3人」立候補