いわきに女性死体遺棄の疑いで27歳男逮捕 東京の専門学校生か

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 東京都練馬区の専門学校生谷口夏希さん(20)とみられる女性の遺体をいわき市まで車で運び、放置したとして、警視庁捜査1課は10日、死体遺棄の疑いで住所不定、無職熊沢義信容疑者(27)を逮捕した。遺棄の容疑を認め、殺害をほのめかす供述をしている。

 遺体は死後約1週間が経過。専門学校は今月6日、谷口さんの実家に「11月29日から出席していない」と連絡していた。捜査1課は、2人の関係や谷口さんの11月下旬以降の足取りなどを捜査し、殺人容疑も視野に調べる。

 捜査関係者によると、谷口さんは11月28日午後に寮に戻っており、熊沢容疑者らしき人物が寮に入る様子も確認されているという。同容疑者は3日以降、関東近県を車で走行し、本県には9日に入ったとみられる。

 逮捕容疑は今月3日から9日ごろまでの間に、谷口さんの部屋から遺体を運び出し、車の後部座席に乗せ、いわき市まで移動し、放置した疑い。

 関係者によると、谷口さんは長野県松本市の高校を経て、専門学校に入り、医療事務を学んでいた。

 捜査1課によると、父親は学校からの連絡で7日に寮を訪れ、ベッドにあった血痕を見つけて通報。警視庁が谷口さんの行方の捜査を始め、9日夜に捜査員が健康ランドの駐車場で、車を止めていた熊沢容疑者を発見。遺体も見つかった。いわき市には熊沢容疑者の実家がある。

 寮では、谷口さんの部屋に熊沢容疑者が残したとみられる2人の交際や殺害したことを示すような内容のメモがあったほか、防犯カメラには3日午前3時ごろ、布団で包んだ荷物を台車で運ぶ熊沢容疑者らしい男が写っていた。熊沢容疑者は2日には、レンタカーを借りていたという。