いわきの復興住宅、ウッドデザイン賞 木の癒やし効果生かす

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ウッドデザイン賞の優秀賞に選ばれた「いわきCLT復興公営住宅」

 「木」に関するあらゆる「モノ・コト」を対象に、優れた製品や取り組みなどを表彰する「ウッドデザイン賞2018」で、いわき市常磐下湯長谷町の「いわきCLT復興公営住宅」が優秀賞(林野庁長官賞)に選ばれた。

 全国393点の応募のうち、最優秀賞(1点)、優秀賞(9点)、奨励賞(15点)の上位に入ったのは県内では同住宅のみ。

 ウッドデザイン賞は、林野庁補助事業として行われており、今回が4回目。「暮らしを豊かにする」「人を健やかにする」「社会を豊かにする」という三つの消費者視点から、木の良さや価値を再発見させる製品・取り組みを表彰している。

 同住宅は、ソーシャルデザイン部門(木を使って地域や社会を活性化しているもの)の建築・空間分野で優秀賞を受賞。白井設計(会津若松市)などのふくしまCLT木造建築研究会(木あみ)が設計、会津土建(同)などの共同企業体が施工した。

 耐震、耐火性に優れた集成材のCLT(直交集成板)パネル工法を採用、同工法では国内最大級の共同住宅。木の持つ癒やし効果や調湿性も生かした。国産材の利用促進や二酸化炭素削減にもつながるという。

 同住宅は、木材利用推進中央協議会の木材利用優良施設コンクールでは木材利用推進中央協議会長賞を受けた。