伝統の大俵完成 会津美里、1月12日「大俵引き」 

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完成に向けて行われた仕上げの作業

 来年1月12日に開かれる会津美里町の伝統行事「大俵引き」を前に、高田除雪センターで11日までに、大俵作りが行われた。直径3メートル、長さ5メートル、重さ3トンの大俵が完成した。

 大俵作りには4年前から地元の大沼高の生徒も協力しており、祭りの実行委員会や地元住民の有志ら約50人が参加した。

 参加者は用意された2トントラック2台分のわらをすき、小さく束ねて、こもや大俵に巻く綱を製作。完成した大俵は同町の伊佐須美神社でおはらいを受けた。

 祭り当日は、五穀豊穣(ほうじょう)や商売繁盛を願う青年による大俵の引き合いをメインに、縁起物の「福小俵」まき、振る舞い餅、太鼓演奏などが展開される。

 大俵作りに初めて参加した同校の女子生徒(2年)は「若い世代も一緒に伝統行事を引き継いでいきたい」と話し、前田裕実行委員長は「自分たちの手で作った大俵で行事をやることに大きな意味がある。無事に完成して良かった」と祭りの成功を願った。

 祭りの問い合わせは同協会(電話0242・56・4882)へ。