福島の山崎姉弟、全国から注目! キックボクシング優勝と3位

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さらなる活躍を誓う姉の岬さん(左)と弟の湊さん

 福島県福島市北矢野目のキックボクシングジム「KIKUCHI GYM」(キクチ ジム)にミットを打ち抜く打撃音が響き渡る。タイ人トレーナーを相手に、リングで練習するのは福島市の山崎岬さん(14)=桜の聖母学院中2年=と湊さん(13)=福島四中1年=の姉弟。ジュニア世代のキックボクサーとして全国から注目が集まっている。

 湊さんが小学3年から習い始め、岬さんが続いた。競技歴は4年だが実力は本物だ。2日に大阪府で開かれた全国大会「ピーター・アーツスピリット2018」に東北代表として出場。大人と戦う一般女子・55キロで岬さんは決勝1ラウンドでKO勝ちを収め、初出場で王者に輝いた。2年連続出場となったU―15・40キロの湊さんは準決勝で判定負けを喫して3位となった。

 初優勝に岬さんは「力強い打撃を放つことができた」と振り返る。だが、試合より苦しんだのは試合前の5キロの減量だった。学校は弁当持参のため、菓子パンを食べる級友を横目に、ゆで卵とささみを食べる日々。食べたい菓子や料理の名前をノートに書きつづり、携帯電話で菓子の画像を眺めて我慢した。「育ち盛りなので本当につらかった」と恥ずかしそうに笑う。

 姉の優勝に湊さんは「成績で姉に負けないよう活躍したい」と意気込む。同ジムの菊地誠会長(34)は「2人とも世界に通用する選手を目指して練習に励んでほしい」と期待する。

 山崎姉弟の次なる目標は、来年3月24日に福島市で開かれる「全日本総合武道選手権大会」(主催・全日本総合武道連盟)での上位入賞で、「さらに練習を重ねて強くなりたい」と気合を込めた。