ふるさと納税「偽サイト」 中島村への寄付金狙う、注意呼び掛け

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 「ふるさと納税」を巡り、中島村の返礼品をかたった偽サイトが見つかっていたことが12日、同村への取材で分かった。同日現在、被害などは確認されておらず、既に項目は削除されているものの、寄付金の詐取を目的としたとみられる偽サイトが全国で相次いで見つかっており、村の担当者は「被災地を応援しようとする方の気持ちを踏みにじる悪質な行為。憤りを感じる」と話し、注意を呼び掛けている。

 村によると、偽サイトには10日に返礼品として申し込みを終了したおせち料理の一つのみが掲載されており、同村のふるさと納税を紹介するインターネット通販・楽天市場に掲載されていた品目と同じだったという。村から一部事業の委託を受ける企業が11日、偽サイトを発見し、村に連絡した。偽サイトは中国のサーバーを使用していたとみられるという。

 掲載されていたおせち料理は「特価」と銘打たれ、通常より約1万円安く表示され、支払い方法は銀行への振り込みのみが設定されていた。村によると、実際にはクレジット決済や役場窓口などでも受け付けている。

 村は12日、被害の有無を確認するとともに、申込者からの問い合わせに対応した。担当者は「偽サイトの内容は流動的で、再び掲載される可能性がある。関係者と協力して今後も監視を続けたい」と話した。2017(平成29)年度(6~3月)の同村に対するふるさと納税件数は約2万7千件で、寄付金額は約5億8200万円に上っていた。

 県消費生活センターによると、県民から「ふるさと納税」の偽サイトを巡る被害の情報は12日現在、寄せられていないという。ただ担当者は「不審なサイトを見つけたらセンターに連絡してほしい」と話す。

 総務省は6日付で全国の自治体に通知を出し、偽サイトへの対応を要請。通知を受け県納税課も県のホームページ上で注意を呼び掛けている。

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