「福島」認知度は『東北1位』 アジアで29.6%、欧米豪25.2%

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 日本政策投資銀行は13日、インバウンド(外国人旅行者)を巡る調査結果を発表した。アジア各国の人の29.6%、欧米豪の人の25.2%が「福島」を知っていると答え、東北で最も認知度が高かった。震災と原発事故の影響とみられ、高い認知度をどう訪問につなげていくかが課題といえそうだ。

 調査は6~7月にインターネットで行い、アジア8地域(韓国、中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア)と欧米豪4地域(英国、米国、フランス、オーストラリア)の計約6280人から回答を得た。

 主要都市別にみると「福島」の認知度は東北各都市の中では突出して高かったが、訪問意欲があるか聞いた設問では、アジアで5.3%、欧米豪で5.6%にとどまった。

 大都市は、東京がアジアの認知度67.2%、大阪が63%、京都が59%。訪問意欲は東京43.1%、大阪36.7%、京都34.5%だった。欧米豪の認知度は東京54.3%、京都36.4%、広島36%となり、訪問意欲は東京50.8%、京都25.9%、大阪22.6%だった。

 日本旅行を巡る不安材料を聞いた設問で、「放射能による健康被害が心配」との回答はアジアで29.8%、欧米豪で13%で、毎年の調査の推移を見ると割合は低下傾向にある。

 このほか、「安全と分かれば、支援のため被災地を積極的に訪問したい」との回答がアジア8地域で35.5%に上った。

 アジア8地域の東北訪問経験者に日本の宿泊施設に求めることを聞いた設問では、「観光施設へのアクセス」「通信環境の整備」「日本料理、地元の酒などの充実」「日本文化の体験(浴衣・着物着用、餅つき、伝統的な遊び体験等)」などが高かった。

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