佐藤工業会長に光用氏、社長に八巻氏就任へ 福島県内建設大手

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 福島県内建設大手の佐藤工業(福島市、佐藤勝也社長)は14日、準大手ゼネコンの戸田建設(東京都、東証1部)の連結子会社となった。戸田建設は同日、常務執行役員大阪支店長の光用(みつもち)薫氏(65)が来年1月1日付で佐藤工業の代表取締役会長に就くと発表した。来年3月末で退任する佐藤社長(48)の後任の社長には、佐藤工業副社長の八巻恵一氏(59)が同4月1日付で就任する。佐藤工業への取材で分かった。

 佐藤工業は同社の持ち株会社が所有する発行済み株式の約3割を戸田建設に譲渡。残りは佐藤工業が取得するが、自己株式に議決権が認められないため、戸田建設だけが議決権を持つ株主となる。ただ株式の一部の譲渡が来年1月下旬にずれ込んだため、14日時点での議決権は過半数にとどまり、来年1月下旬に100%子会社となる。

 子会社化の目的について佐藤社長は、業界を取り巻く事業環境の変化などを踏まえ「将来に道筋を付けるための事業譲渡」と説明。戸田建設は佐藤工業が有する本県での事業基盤を生かし、事業拡大を図る狙い。佐藤工業の社名は残り、従業員約120人の雇用は維持される。新年度から社長に就く八巻氏は14日、福島民友新聞社の取材に「創業70年の歴史を受け継ぎながら、戸田建設という新しい力との融合も図っていきたい」と語った。

 光用氏は東京都出身。東工大院修了。1978(昭和53)年、戸田建設入社。2013(平成25)年に執行役員、14年から常務執行役員大阪支店長。

 八巻氏は桑折町出身。独協大経済学部卒。1983年、佐藤工業入社。取締役営業本部長、常務を経て2013年から副社長。

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