うちわ好評!中東包む『和紙の魅力』 現地の子どもたちに人気

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現地の子どもたちを対象に和紙を使ったワークショップを行うあきばさん(中央)

 福島市の絵本作家あきばたまみさんは10月31日から11月10日までアラブ首長国連邦(UAE)のシャルージャ首長国で開かれた「シャルージャ インターナショナルブックフェア」で、和紙を使ったワークショップを行い、現地の子どもたちの人気を集めた。

 フェアを主催する政府系団体「シャルージャ・ブック・オーソリティー」によると、同ブックフェアは世界で4番目の規模で、あきばさんは子どもを対象としたワークショップの講師として正式招待を受けた。フェアから直接招待を受けた日本人講師はあきばさんを含め4人だという。

 あきばさんは10月31日から11月5日の期間に5種類計11回のワークショップを開催。毎回約20人が参加し、全ての回が満席だったという。ワークショップでは和紙を使い、キャンドルホルダーや紙袋、うちわなどのデコレーションを行った。中でも現地にはないうちわは好評で、フェアの期間中に発行された広報誌の表紙にも選ばれた。

 あきばさんは今回の経験を通じて「強くなった」と話す。「子どもの笑顔は日本と同じ。『グッジョブ!』や『キュート!』など褒め言葉をたくさん覚えて行き、複数回参加する子どもがいるほど好評を得ることができた」と話した。空き時間には花見山を舞台にあきばさんが描いた絵本「きんばあちゃんの花見山」も披露し、本県の魅力を発信した。

 これまで同国には縁がなかったが、自身のブログに英語ページを設けていたことが招待のきっかけになったのではないかと考えている。「チャンスはどこに転がっているか分からない。福島の作家に、勇気を持って海外にも発信してほしい」と力を込めた。