3000年前に思い巡らせ クルミ詰まった籠、南相馬で一般公開

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一般公開されたクルミが詰まった籠に見入る来場者=16日午前、南相馬市原町区

 縄文時代晩期(約3000年前)を中心とした福島県南相馬市鹿島区寺内の「鷺内遺跡」から見つかった、クルミの詰まった籠が16日、同市原町区で一般公開された。

 籠の中にオニグルミ数百個が詰まった状態での出土は全国初で、縄文人の食文化や編み物技術解明につながると期待される。

 今回は、この籠など同遺跡から出土した縄文時代晩期の籠やざるなど10点を一般公開。訪れた見学者は担当者の説明を聞きながら、じっくりと見入っていた。

 同遺跡近くに住む男性(71)と妻(68)は「3000年前の生活を感じられる出土品がそのまま残っていたということに驚いた」と話した。市教委は今後、出土品の保存処理を行い、市博物館などで公開する。