白山住居跡「竪穴住居」再建祝う 福島・飯野の縄文時代中期遺跡

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
ほぼ完成に近づいた竪穴住居=福島市飯野町

 福島市飯野町にある縄文時代中期(約4000年前)の遺跡「飯野白山住居跡」(県指定史跡)で進められていた3代目の竪穴住居の再建作業が17日、ほぼ完成に近づいた。同日、現地で落成式が行われ、地元住民や飯野小児童が「地域のシンボル」の再建を祝った。

 遺跡は1957(昭和32)年に見つかり、58年に本県で初めて竪穴住居が復元された。93年に2代目を建て直したが老朽化。3代目は市が建設予定だったが、地元から建設資材の提供などの申し出があり、官民合同の事業として今年11月から建設を進めてきた。

 落成式には約150人が参加。地元住民代表の菅野幸居さんと地元町内会長の大内俊勝さんが「先人の歴史を後世に残し、地域活性化や教育・観光につなげていこう」などとあいさつした。

 完成記念の餅まきもあり、竪穴住居の頂部から餅がまかれる珍しい光景が繰り広げられた。