カーシェアリング「はまモビ」開始 電気自動車で浜通り『周遊』

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
浪江町で開始したカーシェアリングサービスの実証事業。JR浪江駅前のステーションには電気自動車が並ぶ

 福島イノベーション・コースト構想推進機構は18日、浪江町でカーシェアリングサービスの実証事業「はまモビ」を開始した。同機構は来年1月末に富岡町のJR富岡駅周辺にもステーション(拠点)を新設予定で、イノベ構想対象地域で新たな交通網をつくり、交流人口の拡大を目指す。

 はまモビは、全国でカーシェアリングサービス「NISSAN e―シェアモビ」を手掛ける日産自動車が運用する。浪江町で始まった実証は来年3月末までで、利用には専用サイトでの会員登録と車両の予約が必要。JR浪江駅そばの駐車場をステーションとして電気自動車(EV)リーフ4台と充電器を配置した。

 浪江町のステーションで行われた開始式典には約20人が出席。吉田数博町長は「浜通り地域の再生の起爆剤になる」と期待を込めた。吉田町長らのテープカットでスタートを祝った。

 はまモビのサービスは24時間利用可能で、1回当たり最大72時間まで利用できる。料金はクレジット決済で15分~9時間の利用で1時間当たり800円(税込み)。以降の利用時間によって料金が変わる。

 同機構は今後、JR富岡駅を中心とした双葉郡南部や常磐線の不通が続く浪江―富岡間での運用開始に向け、準備を進める方針。