「ヨイサァの儀式」公開...豊作願う羽山ごもり 福島・黒沼神社

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威勢の良い掛け声とともに、田植えを再現する神事を執り行う氏子たち=福島市松川町金沢

 福島市松川町に伝わる国指定重要無形民俗文化財「金沢(かねざわ)の羽山ごもり」が22日、地元の黒沼神社で3日間の日程で始まった。羽山ごもりの祭事「ヨイサァの儀式」が公開され、氏子たちが掛け声を上げながら行事の成功と豊作を祈願した。

 毎年旧暦11月16~18日に当たる日に行われる。食事前の水垢離(みずごり)など厳格なおきてがあり、最終日には、神が乗り移った「ノリワラ」と呼ばれる人が翌年の天候や作柄、災難などを告げる。古い日本の神と人との結び付きがほぼ原型に近い形で継承されており、1980(昭和55)年に国指定重要無形民俗文化財に指定された。

 ヨイサァの儀式は黒沼神社境内にある「こもりや」で行われた。氏子たちが、代かきや田植えなどの稲作所作を模した迫力ある動きを披露した。