官民連携!福島駅東口に大規模集客施設 福島市まちづくり構想

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 福島市は中心市街地のにぎわい創出や公共施設の再編整備に関する基本的な方向性をまとめ、25日発表した。JR福島駅東口前周辺(中合福島店周辺)で民間が進める再開発事業と連携し、大規模な会議・大会(コンベンション)などを開催できる集客施設を新しい複合施設に整備する。事業化に向け、複数の検討委員会を設立して詳細な計画を来年中に策定する方針で、関連経費を年度内に補正予算として計上する。

 木幡浩市長が25日に市役所で開かれた市議会全員協議会で「風格ある県都を目指すまちづくり構想」として発表、説明した。人口減少や中心市街地の空洞化の課題を抱える中、公共施設を再編、県都の玄関口との視点でにぎわいを創出する。都市機能が集中する「福島駅前周辺エリア」、行政機能などが集中する「市役所周辺エリア」に分けて機能強化を図る。

 福島駅前周辺エリアでは、老朽化した市公会堂(今春休館)や市民会館を複合施設に統合し、コンサートなどの文化芸術活動でも活用できる機能も持たせる。宿泊施設などは民間による整備を見込む。周辺の街並みや景観を整備して回遊性も持たせる。

 市役所周辺エリアでは、建設延期中の市役所本庁舎西棟を建設、中央学習センター、市民会館などの機能と複合させる。耐震が不十分な市消防本部・福島消防署は適地への単独整備を進めるが、移転場所は未定。老朽化した図書館本館も適地に新設する。

 市はコンベンション機能や市役所西棟、図書館本館、市消防本部・福島消防署の整備費として大まかに235億円と試算。完成までの期間は短くても5~6年と想定した。木幡市長は全員協議会後の取材に対し「まちづくり構想は(福島市に)にぎわいをつくることで、県全体に貢献できる仕掛け。コンベンション機能の整備で中心市街地に人の流れを取り戻す好循環をもたらしたい」と語った。

 木幡市長は26日、福島駅東口前周辺の再開発を計画している「福島駅東口市街地再開発準備組合」に構想を説明し、連携を申し入れる。市は今年1月に公共施設再編と中心市街地の再整備の方針を示していた。5月から市民や学識経験者でつくる二つの委員会に検討を要請、委員会が11月に市に提言した。

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